
浅煎り
エチオサル(100g)
ミルクチョコ・レモン
チョコ味のイルガチェフ
1,134円(税込)

イルガチェフェ味のニカラグア
FLAVOR PROFILE
《Aroma/香り》レモン
《Flavor/香味》ミルクチョコレート、シロッピー、レモン
《After-taste/後味》スウィート
《Acidity/酸質》シトリック
《Sweetness/甘み》シロップ
《Body/ボディー》ミディアムボディ
《Mouth-Feel/口触り》スムース

TSUKIKOYAオーナーの感想
エチオサルというハイブリット種のニカラグアです。
味わいは、ニカラグアの柔らかいミルクチョコレート味とイルガチェフェを思わせるレモンの印象です。
エチオサル(ETHISAR)と言う品種は、ルメ・スーダンとサルチモールの交配種です。ルメ・スーダンがアフリカの野生種である為かアフリカ特有のレモンティーのような印象が半分。コスタリカで発見されたビジャサルチのブルボン種とティモールのハイブリットの交配種です。
難しいーですね。
品種は、農家さんの育てやすさや、被害に遭いにくいなど、味はもちろん安定性を中心に考えて作らていますが、やはりコーヒーは嗜好品なので、もちろん味的にも交配させながら見事な品種の開発が日々、世界中で行われています。
個人的にニカラグアのコーヒー豆について思うことがあります。それは、焙煎する環境によって、味わいがすっからかんになる事があるからです。それなのに、日本への到着は夏の終わりや秋冬だったりするので、個人的には絶対湿度が最低11g/kg(D.A)を超えてこないとあまり焼きたくはありません。
そういったわけで、TSUKIKOYAでは、今になってニカラグアの販売となりました。
印象は、甘みを感じつつも少し薄めたスポーツドリンクの様なシロッピーな甘さと、ニカラグアのミルクチョコレートの印象に、レモンティーの味わいが感じられます。
私は、チョコはあまり強く抽出しないで、イルガチェフェのレモンを楽しめる様な味わいに仕上げる様に、抽出作業は前倒しで行う様にしています。
【おすすめの抽出】
○カスタムウォーター=87〜88度 ○水道水=88度 ○浄水=89度
お好みに合わせてお楽しみになってください。

INFORMATION
農園 : ラ・ウェラ農園
エリア : マタガルパ、アランフェス
生産者 : ミエリッヒファミリー
標高 : 1300-1400m
品種 : エチオサル
生産処理 : ウォッシュド
インポーターによる商品詳細
ラ・ウェラ農園は、首都マグアナの北部、マタガルパ、アランフェスに位置する農園です。2014年にミエリッヒ・ファミリーが購入した比較的新しい農地で、素晴らしいマイクロクライメットを有する事から、新しいコーヒーを探求する農園としてラ・ウェラ農園はスタートしました。近隣には彼らが古くから所有するママミナ農園やロス・アルトス農園もあり、ニカラグアでは比較的高地となるこれらの農園の栽培方法を応用しています。また、ラ・ウェラ農園はアレナル自然保護区内にあるため、森林の伐採や水質汚染を制限されており、自然豊かな環境でサスティナブルなコーヒー生産を行うモデルともなっています。
農園には、エチオサル種の他に、イエローパカマラ、イエローパカス、レッドパカマラ、ジャバニカ、オレンジブルボンなどミエリッヒのコーヒーの代名詞ともいえる選りすぐりの品種が植えられています。また、近年はゲイシャやピンクブルボン、オバタン、SL28などの試験栽培もおこなっています。
この農園がもつ微気候のユニークな点は、1日の半分が霧に覆われる事です。その為、ラ・ウェラ農園ではニカラグアで多くの農園が行うようなシェードツリーはほとんど見られません。一方で霧が晴れるとシェードツリーによる日陰の影響を受けずに、コーヒーの木々は十分な日照を得る事ができるため、日陰栽培に向かないゲイシャやパカマラ種にも適応しやすい環境だと語ります。
また、自然保護区内にあることで生態系の豊かさ、これに伴う同上に住まう豊富な微生物、肥沃なシルト質土壌の恩恵を存分に享受し、農薬をほとんど必要としないほど豊富な栄養素に恵まれた農園でもあります。