コロンビアら甘さとアシディティ


FLAVOR PROFILE
《Aroma/香り》マイルド
《Flavor/香味》ピーチ・オレンジ・マイルド
《After-taste/後味》ロングアフター
《Acidity/酸質》マリック
《Sweetness/甘み》シロップ
《Body/ボディー》ミディアム
《Mouth-Feel/口触り》スムース


TSUKIKOYAオーナーの感想
　デイリーで楽しめるコロンビアです。

どしっとした重量感のある甘みはブラウンシュガーやマイルドなチョコレートの様。明るいブライトアシディティーは、ラズベリー系の明るく存在感を感じます。

ウォッシュドですがハニープロセスの様に甘みがしっかりしています。

抽出は、個人的には細かめに挽いて、87度くらいで抽出がオススメ。

アイスよりホットかな。

冷たくするならミルクを入れた方がマイルドな甘みが引き立つのかな。と思います。

どうぞ、お楽しみになってみてください。



INFORMATION
農園：La Loma
標高：1750m
エリア : Narino
生産者 : Maria Bernardita
品種 : Caturra
生産処理 : Washed


ACEによる農園紹介
　ラ・ロマ農園はナリーニョ県東部のカウカ県との県境に位置する1.9Haほどの小さなコーヒー農園です。生産者であるマリアさんは30年に渡ってコーヒーを生産しており、現在は娘のエステファニアと二人三脚で高品質なスペシャルティコーヒーの生産に目を向けています。
彼女はカッパーや農技師にアドバイスを請い、高品質なコーヒーの栽培、収穫、生産処理、乾燥といった全てのプロセスを見直しながら、毎シーズン品質をアップデートしてきました。
現在では、収穫期には15日置きに収穫を行い十分な熟度のチェリーのみを選別して収穫。そして、パルピング後のミューシレージを除去する発酵工程には26時間という十分な時間を掛け、2回の水洗工程を経て粘液質を完全に除去。その後の乾燥時間は、現在15日を目途に天日乾燥とパラボリックパティオを併用し、豆に負荷がかからないように時間を掛けながら適正値へ乾燥させ、それまでの工程が無駄にならないように最大限のケアを心がけています。
　
　こうして長い年月を掛けて収穫から乾燥までの各工程を見直し、今ではラ・ロマ農園のコーヒーは見違えるほどクリーンで華やかな風味を持つ事ができました。