
浅煎り
ギヘレC,W,S(100g)
黒糖・ティ
味わいしっかり
1,080円(税込)

黒糖とダークティの印象
FLAVOR PROFILE
《Aroma/香り》ティ
《Flavor/香味》ブラウンシュガー、ティ、ワイルドベリー、オレンジ、りんご、レモン
《After-taste/後味》スウィート
《Acidity/酸質》シトリック
《Sweetness/甘み》ブラウンシュガー
《Body/ボディー》ミディアムボディ
《Mouth-Feel/口触り》スムース

TSUKIKOYAオーナーの感想
ブルンジのナチュラルです。
ブルンジはアフリカのコーヒー中では強めの印象(南米ではコロンビアのようなペルーのような)。そんなイメージがあります。ナチュラルでもウォッシュドでも、ブルンジ特有の紅茶の印象は、エチオピアよりも、インド産やスリランカ産などの、紅茶よりも強いダークティーのような印象です。そんな素材に加えて、甘みは黒糖に近い濃い目の甘みと、ワイルドベリー(木苺系)のフルーツ感と、オレンジや、りんご、レモンのような複雑な酸味がミックスされています。
人によって、ずっとリピートされるので、もしかすると、コーヒーを抽出する為のお水の水質が、軟水気味な方などは、こちらのコーヒーですと薄くなりすぎずちょうど良いかもしれません。
アフリカのコーヒーは、様々な国のものが沢山御座いますが、品質のクオリティーは、収穫、精製、そして運送環境や運送時間に影響されます。綺麗に飲めるアフリカのコーヒーの裏には、それだけ多くの人の手が加わっているのだと感じさせられます。
【おすすめの抽出】
○カスタムウォーター=87〜88度 ○水道水=88度 ○浄水=89度
お好みに合わせてお楽しみになってください。

INFORMATION
農園 : ギヘレ・ウォッシングステーション
エリア : ンゴジ県タンガラ
生産者 : 約1300の零細農家
標高 : 1500-1800m
品種 : ブルボン
生産処理 : ナチュラル
インポーターによる商品詳細
ギヘレ・ウォッシングステーションは、ンゴジ県タンガラの標高1700mに位置し、1984年に設立されたウォッシングステーションです。ウォッシングステーションのあるタンガラは、コーヒーの歴史において重要な地域としても知られています。ちょうどウォッシングステーションから6Kmほどの距離に暮らしていたビガインプンジ王子がブルンジのコーヒー栽培の民主化を推し進めた事で知られており、コーヒーはこの土地の主要作物になり、何千人もの地元の人々の収入・生活の向上に繋がったと言われています。そしてこの土地はブルンジ有数の交易地となり、コーヒー生産は活況を呈し、ブルンジのコーヒー産地として今に繋がる重要な歴史を持つ土地でもあります。
現在は周辺の22の丘から1300の農家がギヘレ・ウォッシングステーションへチェリーを納入しています。ウォッシングステーションでは、ヤギや豚の飼育や肥料、苗木の配布など、農民の収益や生活の向上を目指した取り組みを行っています。ブルンジ農学研究所(ISABU)と提携して種子を調達し、ウォッシングステーションの苗床では、年間30000本以上の苗木が育てられ、これまでに20万本以上の苗木を農家へ供給し、彼らの生産性の向上をサポートしてきました。
チェリーの取引においても可能な限り良い価格を支払うために、年に3回の支払いを行っています。収穫期の6月に最初の支払いを実施し、2回目の支払いは夏の終わりに行いまます。また、その後にコーヒーがコンテストで優勝したり、非常に高い価格で販売できた時には年末から年明けごろに、プレミアムを支払っています。また農家は、収穫したチェリーをウォッシングステーションに直接持ち込むか、栽培地域のあちこちにある10~15の集荷場のいずれかに持ち込むこともできます。農家はどこに持ち込んでも、品質の高いチェリーに対して同じ報酬を受け取る事が出来ますので、立地による不利益を被ることなく、輸送費用や労力を抑えて、収穫に専念できるように工夫しています。